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フェアトレードコットン フラットトート(ナチュラル)
750円(税込825円)
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フェアトレードコットン フラットトート(ナチュラル)
750円(税込825円)
●原産国:インド(コットン)
●製造国:インド
● サイズ :タテ 39cm、ヨコ 33cm
● 色 :ナチュラル
● 生地:コットン(230g/平方メートル)
●取得認証:フェアトレード認証(FLO)

★フェアトレード認証タグ付き!
★自分でカスタムしてお子様の保育園バッグにも。親子でフェアトレードバッグ!
★イラストなどのプリントもできます(以下、参照)!


お好きなプリントをして、オリジナルのフェアトレードエコバッグを使いませんか?
・シルク・パッド印刷範囲:W230×H250(mm)
・熱転写印刷範囲:W100×H100(mm)
・インクジェット印刷範囲 Sサイズ:W100×H100(mm)、Mサイズ:W230×H250(mm)


【注意事項】
〜印刷ミニマムロット〜
シルク、パッド印刷、素押し、箔押しのミニマムロットは200個、昇華転写は30個となります。
※印刷数量がミニマムロットに満たない場合は、ミニマムロット分の印刷代が一式としてかかります。

〜印刷範囲〜
印刷可能範囲を超えての印刷は出来ませんので、予めご了承ください。

お気軽にお問い合わせください♪

フェアトレードプレミアムプロジェクトを通じて、グジャラート州北部の農民とコミュニティの持続可能な発展を促進する(事例)

 グジャラート州は、国内の綿の主要な生産者の一つです。豊富な生産にもかかわらず、農家は市場価格の変動、農薬の使用、灌漑施設の不足に直面することを余儀なくされています。 ラパー &ドラガドラ・ファーマーズ・プロデューサ・カンパニーは、北グジャラート州のラパーとドランガドラ地域の綿栽培農家の経済的、社会的、環境的福祉のために2015年に設立されました。ラパー周辺の12の村から約800人の農民が集まっている。
 フェアトレードプレミアムインパクト
  「グジャラート州の綿花市場で10年間働いています。農民は自分の体と魂を綿生産のために注いでいますが、見返りに不公平を感じることがよくあります。フェアトレードは、このような厳しい時代に農民に救いの手を貸しました。ラパー地域は降雨が少なく、今年(2019年)はまだ雨が降っていません。そのため、地域では水の確保が何より大切ですと、ラパー &ドランガドラファーマーズプロデューサーカンパニーのシャイレシュ・パテルCEOは言います。
 ラパー &ドラガドラ農家生産者会社は、農家に綿の種と野菜の種子を提供し、農家をアグロ博覧会に連れて行き、畑の最新の動向を知らせます。定期的な会議は、プレミアムプロジェクトが議論される場所で行われます。すべての農家グループは、プレミアム金額の使い方について意見やアイデアを提示します。コミュニティに大きな影響を与えるプロジェクトが実行されます。プロジェクトは主に、農場の池を建設するための農家の訓練、水管理に関するワークショップ、外灘の建設、泥道などの環境と社会の持続可能性を中心に展開しています。プレミアム金額は、いくつかのコミュニティ開発プロジェクトに使用されています。学校の子供のためのスポーツ用品の購入を含むプロジェクターを設置することによって教室を構築し、教室をデジタル化するために寛大な金額が費やされました.
 水の効果的な使用のために、そして水が将来の使用のために適切に収穫されることを確実にするために、灌漑施設は、地域社会に建設されました。2つの村と本土を結ぶ泥道の建設には、多くの努力とコミットメントが注がれました。
 クッチのリトルランを横切る、ユニークな風景は、数百年前に塩の生産に適していることが判明しました。国道27号線は、グジャラート州のクッチ地区にあるこの風景の中で繁栄している町、ラパーに行きます。綿は主に栽培された作物で、播種は6月と7月の数ヶ月に行われます。収穫が成熟するまでに約6ヶ月かかり、2月頃に収穫されます。
 過去3年半のフェアトレード農家であるディレップ・バイは、20エーカーで綿とヒマシを栽培しています。「フェアトレードは、より良い収率とより良い価格のためのトレーニングプログラムを提供しました。さらに、プレミアムプロジェクトは、私たちのコミュニティが集まり、その開発に取り組むのを助けます。


綿花生産者が直面する貧困の背景には?(一部略) By Yuna Takatsuki
1995年から2014年の10年間で、27万人以上の綿花農家が自殺をしたとされている。

 わたしたちが着ているTシャツやスウェットなどの衣類の素材のうち、最も身近であると言えるコットン。世界では年間2,690万トンが消費されている。その原料となる綿花は主にインドや中国、アメリカで生産され、2017年にはこの3か国で世界の生産量の約62%を占めている。2019年度においては、インドの生産量が最大であった。世界最大の生産量を誇るインドであるが、実はその生産者たちの暮らしは豊かであるとは言い難く、その大半は貧困状態にある。その背景には何があるのか?インドの綿花農家が抱える問題を紐解いていこう。
 インドにおける綿花産業
現在も綿花はインドの重要な商品作物であり、多くの人が繊維産業に関わっている。インドには綿花農家が約580万人存在し、さらには国内人口の約3.7%に当たる5,100万人が綿糸や綿織物の生産など、綿花に関連する産業に従事している。また、インドは綿花の栽培面積が世界最大の国でもある。綿花栽培が盛んな地域は主にインド西部にある9つの州であり、北部、中部、南部の3つに分類されている。2018-19年の統計によると、インド国内ではグジャラート州の生産量が最大で、 マハーラーシュトラ州とテランガーナ州が続いている。この3州の生産量だけでインドの綿花生産の約62%を占めている。
こうして生産した綿花を世界の150カ国以上 に輸出しており、特に輸出量の多い貿易相手国はバングラデシュ、中国、パキスタンなどである。中国とバングラデシュは世界1位、2位の衣類輸出国であり、パキスタンも繊維の輸出で世界トップ10に入る国だ。インドで生産された綿花や、それを加工した綿糸や綿布はこうして近隣の衣類生産国に輸出される。世界の統計を見ると最大の綿花輸出国はアメリカで、世界の輸出量の3分の1以上をも占めている。
1970年から、インドの綿花農業は伝統的な栽培方法からテクノロジーを駆使した栽培方法に変化し始めた。まずはインドの綿花栽培における「ハイブリッド種」の利用である。ハイブリッド種とは、異なる品種を掛け合わせて開発した種子で、十分な肥料や水と併用することで収穫量の増加を見込むことができる高額な種子である。ハイブリッド種は自然には生成されないため、栽培を続けるためには毎年種子を購入する必要がある。


 綿花生産者たちが直面する貧困の課題
このように繊維産業を支える綿花生産者たちであるが、一方で彼らの多くは深刻な貧困問題に直面している。綿花農家の70~80%が綿花のみを栽培しており、収入源を綿花に大きく依存している人が多いことが分かる。しかし、綿花栽培は他の農作物に比べて儲かる作物ではない。インドの農家の平均年収は、1ヘクタール(ha)あたり約1,315米ドルであるのに対し、綿花農家の平均年収は1haあたり約995米ドルと、約300米ドル程度の差がある。さらに、綿花栽培のコスト等を引いた純利益は1年で1haあたり約126米ドル。綿花から得られる収入が他の農産物と比べても低いこと、そして綿花の栽培に大きなコストがかかっていることが分かる。
また、児童労働は貧困がもたらす深刻な問題の一つだ。インドでは16歳以下の労働は法律で認められていないにもかかわらず、国内の綿花関連産業で約50万人が児童労働をしていると推定されており、国内の他のどの産業よりも児童労働の割合が高いと指摘されている。特にハイブリッド種を用いる綿花栽培は多くの労働力が必要とするため、農地での作業や、綿花の種子から綿繊維を分離する綿繰りの作業に児童が就かされている場合が多い。その上多くの子供たちは8~12時間働きながら、最低賃金に満たない収入しか得られていない。1日の最低賃金が約7米ドルであるにもかかわらず、その3分の1以下である2米ドル程度しか支払われないケースも確認されている。また、こういった子供は貧しい家庭の出身である場合が多い。親が斡旋業者に10歳前後の子供を引渡し、子供が綿花農家で長時間働き、その収入を親が直接受け取っているという例もある。
さらに、綿花農家の自殺も問題視されている。1995年から2014年の10年間で、27万人以上の綿花農家が自殺をしたとされている。皮肉なことに、綿花栽培に使用する殺虫剤が自殺に用いられることもある。綿花に限らず、農業従事者の自殺率は人口全体の自殺率に比べ高くなっている。中でも小規模農家における自殺率が高く、借金地獄に陥ったことが原因としてしばしば報告されている。
灌漑を有する農家では安定的に水を利用し、遺伝子組み換え種子を有効活用して害虫の発生を抑制し、より少ない殺虫剤でより多くの綿花を収穫することが可能となり、これが貧困の軽減につながっている。灌漑を利用している農家の収入は、利用していない農家に比べて2倍以上も高い。
しかし、インドの綿花農家の65%は灌漑設備を持たず雨水に頼って農業を営む。こういった農家では遺伝子組み換え種子の利用する場合にも、収穫量は結局天候に左右される。初期投資として高額な値段を払ってしまっているため、収穫量が減るとコストが収入を上回りローンを返済できなくなるリスクが高まる。中には、支払いのために家や農地を手放さざるをえなくなる農家もいるという。こうして「農業の工業化」は小規模農家を貧困や、時として自殺にまで追い込んでいるのだ。

投機がもたらす価格の変動
しかし、価格を変動させる要因が天候や生産者・消費者間の需給バランス以外のところにも生まれてしまっている。2000年代後半以降、先物取引での綿花が株のように扱われ、投機をする投資家やヘッジファンドの一環に組み込まれ、繰り返し売買されるようになった。つまり、第三者である資産家などが儲けのために先物取引を利用して綿花を売買することで、綿花栽培の現場と直接関係のない原因により、以前よりも大きな振れ幅で、四六時中価格が変動するようになってしまった。こうなると価格の予測は難しい。結局、先物取引がそもそもの狙いであった「安定した価格での取引」を妨げるようになってしまった。
今後の展望
これまで見てきたように、世界有数の綿花輸出国であり繊維産業を支えるインドの綿花生産者たちの多くは、複雑に絡み合った数々の問題により生活できるレベルの収入すら確保できていない。この問題を、どう解決に近づけていけばよいのだろうか。その兆しが全くないわけでは無い。

また、不当な仲介業者や、価格決定に強い影響力をもつ企業によって綿花の価格が下がっていることに対しては、フェアトレードを促進する動きがある。農家の健康や安全、遺伝子組み換え種子の禁止など、一定の基準を満たして生産された綿花をフェアトレード商品として認証し、定められた最低価格を下回らないように取引がされている。フェアトレード綿花のうち約88%がインド産であり、綿花全体の生産量のごくわずかではあるが、フェアトレード綿花の生産量は少しずつ増えている。さらに、労働者への正当な賃金保障や、インドの伝統的職人技術を守ることを掲げるエシカルなファッションブランドがインドでも増えてきている。
他にも、高所得国における農業への助成金の制限、綿花の取引に対する規制強化、仲介業者から小規模の農家を守る対策を講じることも必要になるだろう。しかし、問題の大きさや複雑さからするとこれだけでは不十分であろう。ここまで述べてきたのは、私たちが毎日着ている衣類を作ってくれている人々が抱えている問題。シーズンごとにトレンドの服が安く買える、その背景には生産者の苦難があるのだ。消費者として、わたしたちが「何を買うか」を考え直し行動していくことが、一番の解決策になるかもしれない
ライター:Yuna Takatsuki
グラフィック:Yumi Ariyoshi

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